確かに周りに比べると私は普通じゃないのかもしれない
本日ハ晴天ナリ
「三上さん聞いてるの?」
聞いてません(というか聞く気がありません)
「だいたいあなたは子供らしさが足りないのよ。服装もそうだし、学級委員長も
クラスから浮いてるって困ってたわ」
すみませんねぇ子供らしくなくて
でも普通に考えてみてよ。身長が161センチの小学生らしい服って一体何処に売ってるの?
クラスから浮いてる?
そりゃあ半径1メートル以内に近づいただけで逃げていくようなクラスメイトと
どうやって仲良くなれというんだこの先生は
「それに...」
後々面倒になるのが嫌だから一応黙っておく。
実際、の頭を占めていること
50% 晩ご飯は何作ろうかなぁ
30% あ、風が強いな洗濯物大丈夫かな
15% タイムサービス何が安かったっけ
5% その他(宿題など)
「もういいわ。今後気をつけるように」
はいはい。オ ツ カ レ サ マ
先生はそう言うとかなりわざとらしくため息をついた。ちょっと先生ため息つきたいのはこっちだって。
そう言いたいのを何とかこらえ私は学校を後にした。
家に帰ったらまず洗濯物を取り込む。それからお財布とケータイをポケットに突っ込んでスーパーへお買い物。
(今日は豆腐が安いから麻婆豆腐にでもしようかな)
買い物カゴを眺めながら他に必要な物はなかったか見直す
ハイ、この姿をみて主婦みたい何て思わないで下さい
(実際レジのおばちゃんに主婦の鏡だねぇといわれてカルチャーショックを受けた)
さすがにまだ小学生の私、一人暮らしをしてる訳じゃない。まぁ似たようなものだけど
頭に?が付いてる人の為に少し私の家族構成と諸事情の説明をします。
私が2才の時、父が事故でなくなってそれからは母が私と2つ上の兄を女手一つで育ててくれた。
それからは3人で仲良く暮らしていた訳です。
何で過去形かというと、私がえーっと小5の時?だっけなんと亮 あ、兄貴ね。
が、なんとサッカーがしたい!と武蔵森という全寮制の学校に入学したんです。
お母さんは朝早くから夜遅く(っていっても9時くらいには帰ってくるけど)までお仕事で(どこかの会社の専業カメラマンらしい)
それからは(小学5年生 9才)私が家事をするようになった。一応高級マンションらしいからセキュリティ面は安全だし
現在11才ながら料理の腕にはそこそこの自信がある(ちょっと悲しいね)
まぁいいんだけどさ 料理好きだし
三上 11才 身長 161センチ
長い黒髪と猫型の瞳が特徴
小学生とは思えないその外見から高校生に間違われることがしばしば...
本人としてはコンプレックスらしい
-----------後書き----------------------------------------------------------------------------------
はい。やってしまいました。初連載☆
ずーっとドリームサイト開いたら書こう!!と思っていたものなので頑張ります!!
みなさんももしよければおつきあいくださいな(^^)
砂来陸